
現代では、パソコンやスマホの普及により肩こりに悩む方が増えてきています。さらには新型コロナウイルスによる在宅ワークによって、さらに肩こりを感じる方は増え続けています。
今回は、そんな肩こりを解消するための5つの生活習慣をご紹介します。
もしもつらい肩こりでお悩みの方は、是非最後まで読んでみてくださいね。
なぜ肩こりになってしまうのか?
そもそもなぜそのようなつらい肩こりになってしまうのか?
それはずっと同じ姿勢や体勢が続き、肩や首の筋肉の緊張が強くなってしまい、血液循環が悪くなることでつらい肩こりの症状を引き起こしてしまいます。
パソコンやテレビ、スマホなどをみている姿勢、長時間の運転などが良くある肩こりの原因となってしまうのです。
そして、肩こりになってしまうと筋肉の緊張が強くなっているので、より体が硬くなってしまい動かなくなってくるので、余計肩のこり、緊張が強くなってしまう悪循環に陥っていきます。
また、肩こりを放っておきひどくなってくると「頭痛」「目の疲れ」「手の痺れ」「めまい」などの症状も、肩こりが原因で起こってくることがあるので、注意が必要です。
肩こりを解消するための5つの生活習慣
普段からつらい肩こりで悩んでいるあなたは、今の生活にこの5つのポイントを取り入れていただくだけでも、肩こりは楽になっていきます。肩こりでお悩みの方は是非実践してみてくださいね。
①1時間に1回は軽く体を動かす
肩こりの原因でも述べたように、ずっと同じ姿勢を続けていると肩こりになってしまいます。そうならないように、1時間に1回は軽く体を動かすことで、肩や首の筋肉の緊張が起こりづらくすることができるので、肩こりの解消につながります。
例えば、デスクワーク1時間したら3分立ち上がって軽く歩いたり、ストレッチをする。運転も1時間に1回は休憩を入れる。スマホで動画を見るときも1時間に1回は休んで体を動かすなどです。
そんなに細かく!?と思われるかもしれませんが、それくらいしないと今すでに肩こりで悩んでいる方は、筋肉の緊張が強くなってしまいます。極力こまめに体を動かすようにしましょう。
②肩周りのストレッチを行う
ストレッチは硬くなってしまった筋肉の緊張を緩めるのに最適です。肩周りのストレッチを行うことで、筋肉の緊張を緩めてあげれば、肩こりの症状も軽くなります。
③肩を動かすような運動を取り入れる
肩(肩甲骨)を動かしてあげることで、周りの筋肉の緊張が緩み肩こりの解消につながります。肩を動かす運動の例としては、水泳、バドミントン、ゴルフ、バレーボール、などです。
肩よりも上に手が上がるようにする運動ならなんでもいいので、エクササイズなどでも大丈夫です。
注意点としては、ハードな運動やトレーニングは行わないこと。疲労が残ってしまうと、その疲労物質のせいで筋肉が緊張してしまうので、余計に肩こりが強くなってしまいます。疲労が残らない程度の軽い運動を行いましょう。
④普段の姿勢を見直す
肩こりは普段の生活の仕方が原因で起こります。例えば仕事でパソコンをしている時の姿勢、家でスマホを見ている時の姿勢です。その時の姿勢を変えてあげることで日々の負担も軽減されるので、肩こりの症状も解消されやすくなります。
その時に一番重要なのが「目線」です。パソコンやスマホと目の高さが近い方が、首が下に下がらずに、首や肩に負担がかかりにくい体勢になります。
例えば仕事中の椅子の高さを変える、パソコンのディスプレイの高さを変える、スマホスタンドを使って目の位置とスマホの位置を合わせる、などです。これだけでもコリは変わってきますので、ぜひ実践されてください。
⑤お風呂などで体を温める
原因でもお伝えしたように、筋肉の緊張が強くなり、血液循環が悪くなることで起こります。体を温めることで血流が良くなり、筋肉の緊張が緩むので、肩こりの軽減につながります。
シャワーだけだと、深部から血流が良くならないので、しっかりお風呂に入って体を温めることで、肩こりの解消にもつながります。冬だけではなく夏も、なるべくお風呂に入るようにしましょう。
最後に
今回は肩こりを解消するための5つの生活習慣についてお話ししていきました。
この5つの生活習慣を実践するだけでも、肩こりの軽減につながります。肩こりが辛くてたまらないという方は、ぜひこのポイントを意識して生活してみてください。
そして、もしもこれを意識しても肩こりが解消されなかった方、それは慢性的になりすぎているか、日々の仕事などの原因が強すぎるかのどちらかです。そのような方は、セルフケアだけではなく治療も取り入れていく必要があります。
鍼灸整体院リッキーの肩こり専門治療は、そんなあなたの肩こり解消のお役に立つことができます。つらい肩こりでお悩みの方は、ぜひお気軽にご相談くださいね。
【著者名】鍼灸整体院リッキー代表 鍼灸師 力石直彦